阪神・ドラ1立石 「6番・左翼」で19日デビュー!藤川監督が昇格即スタメン明言 金丸らと対決「若い選手たちで盛り上げて」
阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が、19日の中日戦(倉敷)で1軍昇格することが18日、決まった。藤川球児監督(45)は昇格即、スタメンで起用する方針を明言。「6番・左翼」での出場が濃厚となった。中日の予告先発は金丸で「彼のデビューにふさわしいゲームになれば」と、近未来の球界を支える2人の名勝負を期待。同3位の岡城快生外野手(22)=筑波大=も出場させる予定で「1番・中堅」が有力だ。
岡山・倉敷に向かう藤川監督は「プラン通りですね」と言った。開幕からケガで出遅れた立石を中日、巨人と続く19日からの6連戦前に招集。17日のファーム・広島戦(米子)で、右翼越えに同点2ランを放ったように直近の結果や、チーム事情による“前倒し”という見方を一蹴した。
「全然、関係ないです。平田(2軍)監督には元々伝えていた。それで4番にも入れてもらって。結果が出てなくても同じ日だったと思います」
立石は1月の新人合同自主トレから「右脚の肉離れ」「左手首の関節炎」「右ハムストリングスの筋損傷」と3度のケガで戦線を離脱しながら、今月12日のファーム交流試合・日本海L石川戦(小松)で実戦復帰。藤川監督は昇格基準を「50~60打席」とし、対外試合では13試合で打席に立った。ライブBPなど実戦形式の打席も含め、50打席の目安もクリアした。
慎重に、慎重を重ねた黄金ルーキーの1軍デビュー。指揮官は「4月の末前くらいからある程度、準備を始めてきた」と逆算したチーム戦略を練ってきた。その上で「いいタイミング」と、深くうなずく背景に相手チーム&投手との対戦がある。中日3連戦は金丸、ドラフト2位・桜井(東北福祉大)の若手有望株に、左腕・マラーの先発が予想される。週末に控える伝統の一戦では竹丸との“ドラ1対決”も予想される。
「若い選手たちでプロ野球を盛り上げていかなきゃいけない。いい勝負になるような対戦相手が中日、巨人と並んできますから。タイガースとしても今後を担う、素晴らしい選手の第一歩。対戦相手とかみ合えばというところがありましたから。いい対戦相手ですね」
9年後…球団創立100周年に向かう常勝タイガースを作る責務がある。球界の発展を願う野球人としての思いもある。山口県防府市が出身地の立石にとって、岡山県倉敷市は同一地方の身近な場所。家族、親戚、友人、知人…おらが町のスターを応援する文化に「プロ野球としては非常に大事なところだと思う。岡城もでますよ」とも語った。球界を盛り上げるべく夢プランを用意した。
立石はこの日夕方、岡城らと新幹線で岡山のチーム宿舎に入った。「自分のできることをやって、チームの戦力になれるように頑張りたい」と気を引き締め「走攻守、全てにおいて勝利に貢献できるよう、全力でプレーします」と誓った。直近3試合、2試合で完封負けしたチームの起爆剤に。3球団競合の黄金ルーキーがついにベールを脱ぐ。
