侍・山岡 会沢から金言 左対策へ“新球”カットボール
「侍ジャパン合宿」(23日、サンマリンスタジアム宮崎)
11月開催の国際大会『プレミア12』に臨む野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎強化合宿2日目となった23日、投手6人全員がブルペン入り。山岡泰輔投手(24)は会沢翼捕手(31)から左打者対策の金言を授かった。
「カットボールを左打者の内角に使えるんじゃないかと言ってもらいました」
今季は対右打者の被打率・196に対して左は・275と分が悪かった。内角へのカットボールは春のキャンプで練習したものの、シーズン中は使うことがなかったという。
会沢は「外国人に使えるんじゃないかと思いました」と受けた感想を口にした。
今大会はロングリリーフ要員。「負けていても勝っていても、いけるようにと言われています」と期待は大きい。ブルペンでは32球を試投。プレミア12の公式球について「スライダーはすごくいい。チェンジアップの抜けもいい」と変化球への手応えを口にした。
26日のオリックスとの練習試合で六、七回の2イニング登板予定。そこで左対策の“新球”を試す。