巨人は今年も将来性重視 2年連続6選手中5人高校生 原監督「バランスのいいドラフト」

 「プロ野球ドラフト会議」(17日、グランドプリンスホテル新高輪)

 巨人は2年連続で指名6選手のうち5選手が高校生で、将来性を重視したドラフトとなった。

 まず、星稜・奥川恭伸投手、東芝・宮川哲投手のくじを外したが、1位で青森山田の本格派右腕・堀田賢慎投手を指名。2位では即戦力としても期待できる社会人のJR東日本・太田龍投手を指名したが、3位以下は高校生が続々。3位の常総学院・菊田拡和内野手は右のスラッガー、4位の前橋商・井上温大投手は好左腕、5位の星稜・山瀬慎之助捕手は奥川とバッテリーを組んで夏の甲子園で準優勝した好素材だ。6位も酒田南の伊藤海斗外野手を指名した。

 巨人は昨年も6選手中5選手が高校生。ポジションのバランスを考慮しながら、将来を見据えた指名を続けた。

 原監督は「バランスのいいドラフトになりました。将来が楽しみ?そう思います。3位の菊田は和真(岡本)にも勝るとも劣らない選手」とうなずいた。

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