初芝立命館が近畿大会出場へ 3位決定戦で金光大阪に打ち勝つ

先発したエース・森(撮影・永井優花)
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 「秋季高校野球・大阪大会・3位決定戦、初芝立命館17-9金光大阪」(13日、シティ信金スタジアム)

 3位決定戦に挑んだ初芝立命館が、14安打17得点の猛攻で快勝し、近畿大会出場を決めた。

 0-1で迎えた二回。1死から2者連続安打で出塁すると、相手の連続ミスを誘い逆転。さらに、2死満塁のチャンスで「6番・一塁手」でフル出場した1年生の小山翼が右越え2点適時打を放つなど、一気に7点を奪い返した。

 その後も打線の勢いは止まることなく、三回に6点、四回にも3点を追加。この日、小山は5打数4安打6打点の大活躍でチームの勝利に貢献した。

 「得点圏で回ってくるのはつないでくれる先輩たちのおかげなので、これからも勝負強い打撃をしていきたい」と意気込んだ。

 しかし、三回には3つの失策で6失点を許すなど、課題も残る結果に。楠本雄亮監督(40)は「まだまだ甘いところもある。最後に1点勝てたらいいので、近畿でも泥くさい野球をしていけたら」と19日から始まる大会へ気を引き締めた。

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