「関西学生野球、京大4ー0関学大」(8日、ほっともっとフィールド神戸)
京大が接戦を制して10季ぶりとなる勝ち点を挙げた。関学大からの勝ち点となれば、35季ぶりとなる。
五回まで無得点だった中、同点で迎えた六回に1死二塁から、5連打の猛攻で一気に4点を奪うと、3投手の継投で関学大を完封し、そのまま勝ちきった。試合後、涙を流す選手も多かった中、青木孝守監督も「長かったですね…勝てそうで…」と声をつまらせた。
主将の西拓樹内野手(4年・西京)は「これまで勝ち点がかかった試合が14、5試合あって、そこで負けて悔しい思いをしていたので」と、充実した表情を浮かべていた。