松井氏&上原氏、高校野球の球数制限に否定的「個人差ある」「投げられる子が悔い残る」
元巨人でともに大リーグでプレーした松井秀喜氏と上原浩治氏が対談し、その様子が29日、フジテレビ系「S-PARK」で放送された。
松井氏が1学年上だが、巨人時代から親交が深いふたり。普段から連絡を取っているというが、ニューヨークで対面し、さまざまなテーマについて話し合った。
話題が高校野球で大議論が巻き起こっている投手の球数制限に及ぶと、松井氏が「確かに高校生が連投したらパフォーマンスとしては落ちるでしょう」と話すと、上原氏も「140球、150球を連投するっていうのはキツいんじゃないかな。指導者と本人の話し合いも大事」と何らかの改善策の必要性を語った。
ただ、画一的な球数制限については、松井氏が「1年生、2年生、3年生では体の成長具合も違うし、個人差もある。それで球数制限って決めても…」と懐疑的な考えを示すと、上原氏「130球を投げられる子が100球で止められたら悔いが残るし、その逆もある」と同調した。