巨人原監督も丸の本塁打に驚き「実戦でやりきっているのが見事」

 笑顔でナインを出迎える巨人・原辰徳監督(左)=横浜スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「DeNA5-8巨人」(12日、横浜スタジアム)

 巨人が首位攻防でカード勝ち越し。DeNAとのゲーム差を5に広げ、優勝マジックを7とした。

 原監督は「厳しい戦いではありましたが、2勝したのは大きい」と安ど。それでも、優勝マジックの話題には「もうひと声かからないと、マジックの感想は出ない」と、スキは見せなかった。

 表情を一変させたのは丸の話題。四回は顔を三塁方向に残したまま、体を開かずに“ツイスト打法”で右翼席へ25号2ラン。八回にも同じ打法で左翼席へ26号2ランを運んだ。指揮官は「見事でした。やや調子が下降気味で修正していて、ゲームでも開かない、バットのヘッドを残す。ツイストとか言いますが、実戦でやりきっているのが見事」と称賛。巨人では阿部が練習に取り入れる打法だが、試合で結果に結びつけるセンスに驚きの表情だった。

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