巨人高橋プロ入り最多115球報われず 宮本コーチ評価「粘り強く投げるのが優貴」

力投する巨人・高橋優貴=神宮球場(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト5-2巨人」(6日、神宮球場)

 先発した巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(22)=八戸学院大=は、プロ入り最多の115球を投じ、6回5安打2失点と好投。しかし打線の援護に恵まれず5敗目を喫した。

 初回。2死から、山田哲に四球を与えると、続く4番・バレンティンへの初球。143キロの直球でバットをへし折ったが、鋭い打球は、そのまま勢いを失うことなくバックスクリーンへ飛び込んだ。

 先制を許した2ランについて、高橋は「あの1球というよりは、前の(山田哲への)四球。四球でなければチェンジだったかもしれない。詰めの甘さがあった」と反省の言葉を口にした。

 その後は、走者を背負いながらも粘りの投球を見せ追加点を許さなかった左腕。宮本投手総合コーチも「ランナーを出すんだけど、粘り強く投げるっていうのが(高橋)優貴だから、その辺は評価しています」と次回の登板でも期待した。

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