巨人 竜の新人右腕またも攻略できず 32年ぶりの快挙許す屈辱

 巨人戦に先発した中日・梅津=ハードオフ新潟
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 「巨人3-4中日」(3日、ハードオフエコスタジアム新潟)

 巨人が中日の新人右腕をまたも打ち込むことができず、屈辱の黒星となった。

 前回8月22日の対戦(ナゴド)でも6回5安打3得点と攻略できず勝ち星を献上した中日ドラフト2位・梅津に対し、今回も5回4安打1得点止まり。巨人の先発・メルセデスが初回に福田に16号2ランを浴びるなど、序盤から許した失点を挽回することができなかった。

 3点を追う七回には無死二塁のチャンスから代打若林が右前打。右翼藤井の返球が乱れたところで、ゲレーロが強引に本塁を狙って突っ込んだが、痛恨のタッチアウト。原監督も苦い表情を浮かべるなど、反撃ムードがしぼんだ。

 九回二死から若林が5号ソロを放ち、陽も左中間への適時二塁打で1点差まで追い上げたが、わずかに及ばなかった。

 梅津は8月12日の阪神戦(ナゴド)でのデビューから3連勝。中日では87年の近藤真一以来、32年ぶり2人目となる、新人の初登板初先発からの3連勝を成し遂げた。

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