U18“怪物”佐々木から5投手の継投で大学日本代表から圧巻の16K 試合は引き分け

先発投手のU18日本代表・佐々木朗希(大船渡)=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「侍ジャパン壮行試合、高校日本代表5-5大学日本代表」(26日、神宮球場)

 互いに一歩も譲らず、引き分けた。

 高校日本代表は最速163キロを誇る大船渡・佐々木朗希投手(3年)が先発し、1回を無安打無失点2奪三振。最速は156キロをマークし、12球のうち8球が150キロ超えと圧巻の投球をみせた。

 佐々木を含めた5投手の継投。2番手宮城(興南)が3回3失点5奪三振、西(創志学園)が2回1/3を1失点3奪三振、林(近江)が2/3を無失点、飯塚(習志野)は2回1失点6奪三振。宇草(法大)、柳町(慶大)、佐藤都(東洋大)らプロ注目の打者が並んだ大学日本代表から計16三振を奪った。夏の甲子園で活躍した奥川(星稜)は登板せず、一塁コーチとしてチームを支えた。

 打撃陣も必死に食らいついた。1点を追う五回、2死一、二塁。4番の石川(東邦)が内間(亜大)の内角145キロ直球を仕留め、左翼フェンスを直撃の2点二塁打。同点で迎えた九回は代打・武岡(八戸学院光星)の二塁打をきっかけに1死三塁とし、山瀬(星稜)のスクイズで勝ち越した。

 その裏、大学日本代表も意地をみせ、篠原(筑波大)の適時打で同点に追いついた。

 高校日本代表は30日に韓国で開幕する「第29回WBSC U18ベースボールワールドカップ」に出場する。

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