オリックス・張奕 勝利投手権利へあと1死から暗転…連続四球で内川に逆転打

 降板する張奕
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 「ソフトバンク5-1オリックス」(22日、ヤフオクドーム)

 オリックスの先発・張奕(ちょう・やく)は五回2死から福田、柳田に連続でストレートの四球のあと、内川に中越え二塁打を浴び逆転を許すと続くグラシアルには左翼線を破られる適時二塁打を打たれ、勝利投手の権利目前からKOとなった。

 「自分の悪い癖が出てしまった。慎重になりすぎて苦しくなった」

 二回にはグラシアルを内角の150キロで見逃し三振、コラスには内角高めの151キロで3球勝負し、空振り三振に仕留めるなど圧倒。四回には相手ベンチ前で円陣が組まれるなどソフトバンクを慌てさせたが、勝利投手の権利を得ることはできなかった。

 「フォームのバランスがよくなかった。投げながら修正していた。ソフトバンク打線は雰囲気ありましたけど、自分が踏ん張れば抑えられる。次はやり返したい」

 スタンドには家族のほかに台湾から両親も駆けつけていただけに3勝目をプレゼントできずに無念の表情だった。

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