花咲徳栄のフェアプレーにネット感動「素晴らしい」動画に100万近いアクセスも

 7回、菅原は死球の取り消しを訴えた後に左越えに同点本塁打を放つ=11日
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 「全国高校野球選手権・2回戦、明石商4-3花咲徳栄」(11日、甲子園球場)

 花咲徳栄・菅原謙伸捕手(3年)のフェアプレー動画が注目を集めている。前日のナイター終了後から試合翌日の13時時点までに動画の再生回数が100万近くになっているものもあり、「素晴らしい」「これは感動」などの声であふれている。

 注目のプレーは2-3の七回、花咲徳栄が1点を追う攻撃。1死の場面で菅原が打席に入ったが、2球目の内角球が左腕に当たった。何とか走者として出塁したい状況だったが、「よけたときに体がストライクゾーンに出てしまった。デッドボールではないです」と自ら申告。その直後の一球を見事に左翼席へ本塁打した。

 バックネットから撮影された動画では菅原が球審に自ら説明し、相手捕手や相手ベンチにも謝罪、球審がその正直さに笑顔でうなずく様子が映し出されている。死球をアピールする光景はよくみられるが、自ら死球ではないことを伝え、さらに直後の一球をホームランするのは異例中の異例。試合には敗れてしまったが、「なかなかできることじゃない」「花咲徳栄最高」と称賛の声が挙がっている。

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