原巨人、首位死守 連敗止めた「汗かいたよ」 巨漢・岡本が流れ呼ぶ激走

 「中日3-9巨人」(7日、ナゴヤドーム)

 三塁ベンチ裏に勝利の勝ちどきが響いた。湿りっぱなしだった打線がつながり、巨人が中日を圧倒。連敗を6でストップさせ、8月初勝利を挙げた。「汗をかいたよ」と笑顔で報道陣の前に姿を見せた原監督は「久しぶりの勝利という感じがするよね」と声を弾ませた。

 主砲の激走が流れを呼んだ。四回。先頭・岡本が中前打で出塁。その後三進し、大城の中飛でタッチアップ。捕手・武山のタッチをかいくぐり、左手一本でホームベースに触れた。「セーフになって良かった」と岡本。中日・与田監督のリクエストも判定は覆らず、チーム15イニングぶりの得点をもたらした。

 巨体を揺らしての疾走で三塁ベンチは盛り上がり、チームに勢いが生まれた。一時は4番から外すなど、背番号25の躍動を待ち続けた指揮官も「岡本は走塁もバッティングも良かった」と満足げにうなずいた。崖っぷちからの粘り腰で、首位を堅守。「またあした、頑張ります」と短く決意を込めた主砲。この勝利を再進撃へのきっかけにする。

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