履正社 1試合大会タイの5本塁打 桃谷2発 プロ注目の井上も1発

9回履正社2死、ソロを放つ履正社・桃谷=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、履正社11-5霞ケ浦」(7日、甲子園球場)

 大阪大会で10本塁打をマークした自慢の打線がいきなり全開となった。履正社(大阪)は初回に桃谷惟吹(3年)が右越えに先頭弾。霞ケ浦(茨城)の好投手、鈴木の立ち上がりに先制パンチを浴びせると、2三振の後にプロ注目のスラッガー、4番の井上広大(3年)が続く。カウント1-1からの3球目131キロのスライダーを左翼席ぎりぎりに運んだ。

 2回には小技も絡めながら2点を追加。3回にも8番・野上聖喜(3年)が左中間に大会5号となる2ランを放ち、鈴木を64球でKO。

 九回には桃谷が左中間席にこの試合2本目のソロ。06年の智弁和歌山に並び、夏の甲子園で1試合5本塁打の大会タイ記録となった。

 履正社は17安打11点の猛攻で、前回出場の16年に続き初戦を突破した。

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