大船渡 佐々木の希望を全面支援 学校側は今秋ドラフト指名を想定

 岩手大会の決勝で最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が出場せずに敗退したことを受け、学校側に苦情が殺到していることが26日、わかった。この日は全校生徒518人を前に、同校で野球部による準優勝報告会を開催。混乱防止のため岩手・大船渡警察署に巡回強化を要請するなど、学校職員は対応に追われた。

 今秋ドラフトの目玉でもある佐々木に対して、学校側は今後も全面的にバックアップする方針だ。佐々木自身は25日の試合後に進路について明言を避けたが、吉田副校長はプロ志望届を提出した場合の対応を想定していることを明かした。混乱を避け市の施設などを借りる案もあるが、「仲間のいるところで(ドラフトの)結果を聞きたいなら、学校で」と本人の希望を尊重していく考えだ。

 順調であれば8月下旬に侍ジャパン高校代表招集。9月上旬まで行われるU-18W杯(韓国)に出場する。国内プロを目指す場合、プロ志望届け提出、10月17日のドラフト会議というスケジュールになる。

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