プロ注目の武田・谷岡楓太、痛恨の押し出し四球「僕のせいで負けてしまった」

逆転負けを喫し、両手で顔を覆う谷岡(中央)
3枚

 「高校野球広島大会・3回戦、沼田7-6武田」(21日、福山市民球場)

 武田が九回に4点を失い、3回戦で姿を消した。最速152キロでプロ注目の好投手、谷岡楓太投手(3年)は八回途中から登板。九回に逆転を許す痛恨の押し出し死球など1回1/31安打8四死球4失点と崩れた。

 6-2の八回1死一、二塁で4番手として登板。四球から2死満塁とすると、7番打者に押し出し四球を与え、1点を奪われた。

 6-3の九回も制球が定まらない。2死二、三塁から四球で再び全ての塁を埋めると、押し出し四球で2点差に。さらに死球、四球、死球と計4連続押し出し四死球で逆転を許した。

 過去の登板で、1回6四死球の経験は「ない」と言い、九回については「抑えようとして力が入り過ぎた。自分が試合を壊してしまった。僕のせいで負けてしまった」と、涙を流しながら声を震わせた。

 岡嵜雄介監督は、この試合を継投で戦い、谷岡を最後に起用するプランを固めていた。想定通りにリードして終盤を迎えエースを投入。逃げ切りを図ったが、勝利を手にすることはできなかった。まさかの乱調に試合直後は「何も言葉が思い浮かばない」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス