オリックス・山本由伸 7回自責0も5勝目はお預け 防御率1・79
「西武5-4オリックス」(19日、メットライフドーム)
オリックス・山本由伸投手は7回4安打1失点。自責点は0で防御率1・79に上げトップを守ったもののリリーフ陣が打たれ5勝目は逃した。
序盤から常時150キロの直球に148キロのフォーク、117キロのカーブなど剛球と多彩な変化球を交えた投球で西武打線を翻弄(ほんろう)。七回には2死一、三塁から金子侑の二ゴロ失策で1点は失うが、最後は満塁のピンチから秋山を155キロのシュートで打ち取った。
「立ち上がりから久々にテンポよく、バランスもよく投げられた。おとといのブルペンで球数を多く投げ込んで調整というより練習の感じで投げた。状態が良かった。155キロ?シュートです。しっかりいいイメージで思いっきり投げられた」
3点リードの九回にディクソンが金子侑に3ランを浴び5勝目は消えたが「ディクソンはこれまで抑えてくれていた。たまたま自分の投げた日に当たっただけ。去年、自分がリリーフのときに打たれても先輩方が優しい言葉をかけてくれた。そういういい教育を受けているので何かを思うことはありません」と話していた。