松山商が10年ぶりに初戦敗退 全国で大正、昭和、平成で唯一の甲子園優勝校

ピンチでマウンドに集まり、ベンチからの指示を聞く松山商ナイン
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 「高校野球愛媛大会・1回戦、新居浜西7-2松山商」(17日、西条ひうち球場)

 松山商が新居浜西に敗れ、初戦で姿を消した。二回に1点を先制したが、好投を続けていた先発の1年生左腕・松崎来雅投手が六回に3安打などで3点を献上。続く七回にも代わった投手陣が4点を失い、一気にリードを広げられた。

 打線は新居浜西の先発・秋月大翔投手(2年)、2番手の宇野哲平投手(2年)の粘り強い投球を前に7安打で2得点。守りも3失策と乱れた。同校の初戦敗退は10年ぶりで、重沢和史監督(50)は「1年生の松崎はよく投げた。序盤に追加点がほしかった。あの試合の流れで守りにミスが出ては勝てない」と話した。

 松山商は春夏合わせて7度の甲子園優勝を誇る名門。特に夏の大会で強さを発揮することから“夏将軍”の異名も持つ。全国で唯一、大正、昭和、平成で甲子園優勝を経験しているチームでもあるが、令和の最初の夏は悔しい初戦敗退となってしまった。

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