原巨人 4連勝!今季最大10・5差 18日にもマジック点灯!

 「ヤクルト4-7巨人」(15日、長野オリンピックスタジアム)

 巨人は粘った末にもぎ取った後半戦1勝に、指揮官の口調も弾んだ。延長十一回、4時間33分の激闘を制して4連勝。2位とのゲーム差をついに「10・5」に広げた。勝利の勝ちどきが響くベンチ裏で、原監督は「粘った中で、ベンチ入りのほとんどの力を要しながら取ったのは大きい」と顔をほころばせた。

 先発・桜井が四回途中4失点KOも、後を継いだ7投手が無失点リレーを見せた。指揮官は「よく頑張ったと思う」と目尻を下げ、2年ぶりの勝利投手となったマシソンも「全体的に良い投球ができたことは素晴らしい」と充実の笑み。懸案とされてきた救援陣が踏ん張り、勝利への流れを呼んだ。

 新たな戦力も一歩を記した。3-4の七回、新外国人のデラロサが初登板。2死満塁のピンチを招くも無失点で切り抜けた。勝利の方程式の一角を期待される右腕の投球に指揮官は「いいデビューだったと思いますよ」と及第点。宮本投手総合コーチは「デラが来たもんだから、みんなが競争になって底上げになっている」と早くも相乗効果を口にした。

 盤石の試合運びで貯金は「18」にまで積み上がり、最短で18日にも優勝マジックが点灯する。「いいスタートが切れた」と指揮官。5年ぶりのリーグVへ、その強さを後半戦開幕から見せつけた。

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