千葉経大付が初戦敗退…元プロの森監督は夏初陣飾れず

 「高校野球千葉大会・2回戦、袖ケ浦9-4千葉経大付」(13日、長生の森公園野球場)

 千葉経大付が9失点で初戦敗退を喫した。4月から就任した元西武の森博幸監督は夏の初陣を飾れず。「これからコツコツとやっていくしかない」と、甲子園春夏通じて5度出場を誇る強豪の再建は先に持ち越された。

 二回に2失策と守備の乱れも絡んで4点を先制された。3-4の八回には無死満塁から走者一掃の適時三塁打を浴びるなど一挙5失点。打線は1点ずつ反撃して一時1点差まで詰め寄ったが、追いつくことなく試合終了となった。

 劣勢でも新指揮官は「下を向くな。取り返せ」とナインを鼓舞し続けた。継投や代打などを積極的な選手起用で全員野球を体現。試合後に泣きじゃくる選手を目の当たりにし、「子どもたちを勝たせてあげられなかった」と悔やんだ。

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