中日松坂、2度目の実戦登板4回1失点 令和初の甲子園で貫禄の投球

ウエスタンリーグ、阪神戦に先発した中日・松坂大輔=甲子園(撮影・佐藤厚)
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 「ウエスタン、阪神-中日」(14日、甲子園球場)

 右肩負傷の影響で2軍調整中の中日・松坂大輔投手(38)が、2度目の実戦登板。令和となってからは初めて甲子園のマウンドに上がり、4回を4安打1失点で降板した。

 “平成の怪物”が、令和の甲子園でも貫禄を示した。一回、先頭の江越を遊飛。2番熊谷は空振り三振。3番の板山は111キロの緩いカーブで二飛に打ち取った。直球の最速は143キロで、カットボールやスライダーも織り交ぜながら、三者凡退に仕留めた。

 二回も安定感が光り、陽川を見逃し三振。中谷を遊飛。伊藤隼には中前打を許したが、ナバーロをツーシームで見逃し三振。テンポ良くアウトを重ねた。

 三回は先頭の岡崎に変化球を仕留められ、左翼席へソロ被弾。続く小幡にも右前打を許したが、江越をカットボールで注文通りの遊ゴロ併殺。熊谷を投ゴロに抑え、最少失点で切り抜けた。

 四回は板山に四球、陽川の右前打で無死一、二塁。だが、中谷は緩いカーブでタイミングを外し、三邪飛。伊藤隼は遊ゴロで2死一、三塁とし、ナバーロは空振り三振に仕留めた。

 巧みにバットの芯を外す投球術を披露。制球も申し分なく、62球を投げ終え、交代となった。1軍復帰へ、また一歩前進した。

 松坂は2月の沖縄・北谷キャンプでファンと接触した際に右肩を負傷。リハビリを続け、実戦復帰を果たした5月28日のソフトバンク戦では2回無失点だった。

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