DeNA・桜井がプロ初登板で三人斬り 山川を空振り三振に仕留める

 「交流戦、DeNA2-6西武」(7日、横浜スタジアム)

 プロ2年目のDeNA・桜井が九回からプロ初登板。山川を三振、中村を三ゴロ、岡田を三振に仕留め、1回無安打無失点と上々のデビューを飾った。

 思い切り腕を振った。「緊張していたので、光(伊藤)さんのミットに思い切って投げるだけでした」。最速148キロの直球で押し込み、強打のスラッガー相手に一歩も引かなかった。

 格上の相手にも「勝負することは変わらない。萎縮したり、逃げに回るようなことはしたくなかった」と強気に攻めた。それでも、「まだまだ自分の力を出し切れていない。もっと余裕を持っていきたい」と満足感は一切なかった。

 ラミレス監督は「ちょっとナーバスになるんじゃないかなと思っていたのですが、ストライクを積極的に取りにいき、スピードも148キロくらい出ていた。すごくよかったんじゃないかなと思います」と評価。日大三高時代は“清宮キラー”と称された逸材が才能の片りんを示した。

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