巨人が接戦を制す 岡本が10号決勝ソロ 桜井が七回途中1失点の快投で2勝目
「交流戦、楽天1-2巨人」(6日、楽天生命パーク宮城)
巨人が接戦を制し、カード勝ち越し。貯金5とした。
投打でヤングGが躍動した。今季初先発の桜井が持ち味の緩急を駆使し、6回2/3を3安打1失点の快投。15年のドラ1右腕が巡ってきたチャンスをつかみ、2勝目を飾った。
打線は2年目の若林が、プロ初スタメンで2安打1打点。二回2死一、二塁では楽天・石橋の変化球を鮮やかに流し打ち。先制の左前適時打で、今季初安打初打点をマークした。
そして、決勝点は岡本のバットから生まれた。同点の六回、右翼席へ2年連続2桁本塁打となる10号ソロ。逆方向へ打った瞬間に確信する完璧な一撃を放ち、勝利を引き寄せた。交流戦から4番を外れたが、これで3戦連続マルチ安打。若き主砲に、上昇ムードが漂ってきた。
リリーフ陣は七回途中から高木、森福、今季初登板のマシソンが無失点。九回は中川が締め、1点差を逃げ切った。
楽天は打線が沈黙。力投の石橋を援護できなかった。