ヤクルト16連敗ストップの次戦で5点差逆転負け 小川監督「取った後に取られると…」
「交流戦、日本ハム7-6ヤクルト」(4日、札幌ドーム)
ヤクルトは5点リードを追いつかれ、サヨナラ負けを喫した。
二回に村上の中越えソロ、四回にも山田哲の左越え2ランと坂口の右前適時打などで加点し、5-0とした。
しかし、その裏に先発の高梨が4安打を集中されて3点を失い降板。リリーフ陣が五、七回に中田に2打席連続本塁打を浴び、6-6の同点とされた。そして、延長十回に7番手の山中が、大田に決勝の中犠飛を許した。
小川淳司監督は「やっぱり取った後に取られると、なかなか主導権は握りきれないまま試合が進んでしまった。四回で投手がこうなっちゃうと、継投の失敗ということになる」。連敗を16で止めて迎えた仕切り直しの一戦で、またしても先発が試合を作れず。高梨の乱調に、指揮官は「ちょっと力が入りすぎかな。古巣相手にそういう意識が強いのか、初回の無死満塁は切り抜けたけど、今日の調子では…」と渋い顔だった。