ヤクルト小川監督 21日ぶり勝利に感慨「本当にホッとした」17連敗阻止

 原樹理(右)を笑顔で出迎えるヤクルト・小川淳司監督=横浜スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「DeNA2-5ヤクルト」(2日、横浜スタジアム)

 ヤクルトが連敗を16でストップ。5月12日の巨人戦以来、21日ぶりの勝利で、セのワースト記録更新となる17連敗を阻止した。小川監督は「ホッとしたと言ってはいけないが、本当にホッとした」と安堵の表情を見せた。

 初回、1死から青木、山田哲が連続安打。その後2死満塁として大引が走者一掃の3点二塁打を放った。二回には塩見の適時三塁打、三回にはバレンティンの一発で加点した。中4日の先発・原樹里は6回2/3を5安打1失点で3勝目を挙げた。

 試合後の小川監督は「ホッとしたと言ってはいけないが、とりあえず今日勝てたのは本当にホッとした。そんな気持ち」と本音を吐露。大引が初回にたたき出した3点二塁打を「ベテランの味を出してくれた。いい一打だった」と絶賛した。

 6試合勝ち星なしだった原が中4日登板で期待に応え「強行でいってもらったがいいピッチングをしてくれた」とねぎらった。

 苦しかった連敗中を振り返り「とにかく何とかして連敗を止めなきゃ、という思いしかなかった」と話した指揮官。連敗を止めて臨む交流戦に向け「交流戦でもペナントレースでも1試合1試合、1回1回、1球、1球。集中して勝つために戦っていきたい」と気持ちを引き締めた。

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