星稜 接戦制して準決勝進出 ドラ1候補・奥川は伝令役で貢献

ベンチ前でキャッチボールを行う星稜・奥川(撮影・道辻 歩
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 「春季高校野球北信越大会・準々決勝、星稜4ー2東海大諏訪」(2日、富山アルペンスタジアム)

 星稜が六回に3点を奪うなど、接戦を制して準決勝進出を決めた。前日の1回戦に先発したドラフト1位候補の星稜・奥川恭伸投手(3年)は登板機会こそなかったものの、イニング間に6回1/3を2失点と好投した先発の荻原吟哉(2年)のキャッチボール相手となり、ピンチでは伝令役を務めて貢献した。

 「今日も全然いける状態でしたし、そこは心配なかったです」とコンディションに問題はなかったものの、この日は後輩に先発マウンドを託し、試合中もアドバイスを送るなどしてサポートした。

 2点を追い上げられれ、なおも2死一、二塁のピンチでは、伝令役としてマウンドへ。それでも「みんな落ち着いた顔をしていたので」と、仲間の頼もしさを実感。代行監督を務める山下智将部長(37)も「奥川1人では甲子園を勝ち抜けないので」と話すように、奥川を中心に、チームとしてレベルアップしていることが見えた勝利となった。

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