巨人・原監督 9戦連続先発白星なし 今季2度目の3連敗

 「巨人3-7中日」(31日、東京ドーム)

 今季2度目の3連敗が決まると、巨人・原監督は無念さをのみ込みベンチを後にした。高橋が五回途中自己ワースト6失点で3敗目。試合後には2軍落ちが決まった。

 先発がまたしても崩れた。原監督は「投打のバランスはやや、かみ合ってないというところでしょうね」。下降気味のチームに首をひねった。

 甲子園で連敗後、本拠地での移動ゲーム。前夜と同じく先発投手が初回から失点した。高橋が大島に右犠飛を浴び先制点を許すと、三回にも中日・高橋に左中間への2点適時二塁打。さらに押し出し死球で4点目を失った。前日にヤングマンが四回途中降板と中継ぎに負担が多い現状から続投させたが裏目に。五回にはビシエド、高橋に連続本塁打を浴びぼう然と打球の行方を見送った左腕に、原監督もついに降板指令を下した。

 大黒柱の菅野不在の中、先発投手は5月18日・中日戦のメルセデスを最後に、9戦連続で勝ち星なし。投手陣立て直しへこの日から三沢ファームコーチを1軍へ配置転換も特効薬にはならなかった。5月は9勝13敗1分け。最大で9あった貯金が2までに減り、3位で6月を迎える。「投打をかみ合わせることが非常に重要」と原監督。首位広島とは5・5差。もうこれ以上差を広げられないためにも先発陣の立て直しが急務だ。

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