大船渡・佐々木が春季大会へ決意「早く自分達の力を試せたら」 注目163キロ右腕

 大会を前に気合が入る大船渡・千葉宗幸、佐々木朗希、及川恵介
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 今秋ドラフトの目玉で最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)らが29日、大船渡市内で1日(大船渡は2日初戦)から地区予選の始まる春季岩手大会へ向けて会見を行った。

 注目のエースは「東北大会に行って高いレベルの野球を感じて、その経験を糧にしていけたら」と3位までに与えられる春季東北大会(6月6日開幕・山形)への出場権獲得に目標設定した。「チームとしてどれぐらい成長したのかってのは公式戦を通して実感したいですし、早く自分たちの力を試せたらと思います」と試合が待ち遠しい様子。4強だった昨秋岩手大会から躍進し、強豪私学を倒して最後の夏へ弾みをつける。

 この日は事前に報道陣の人数が制限されていたため、18社40人ほどだった。質問内容もあらかじめ応じられないと発表されていた卒業後の進路についてなどに加え、戦略的な部分に関わるものも自粛を求められた。

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