オリックスが最下位脱出 西村監督「本当に良かった」山本が2年ぶり先発勝利

 「ロッテ1-2オリックス」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスは同点の九回1死から大城が内野安打で出塁すると、続く後藤の4球目で二盗を決めた。これを後藤が中前打でかえし決勝打。最後は増井が三者凡退で締め3セーブ目を挙げた。山本は2年ぶりの先発勝利。

 西村徳文監督は山本について「勝ちがついて本当に良かった。きょうはこういう展開だったから120球くらいはいってもらうつもりだった。九回は点が入らなくても交代だったから1点取ってくれて良かった」と話した。

 九回は大城の盗塁を後藤がかえすという西村野球を象徴する攻撃でもぎ取った。

 「(後藤は)よう打ったんじゃないですか。その前に大城がセーフになってくれた。そこも評価してあげないといけない。足をどんどん使っていくというのが今年の野球ですから」

 主砲・吉田正尚に一発も出て、少ないチャンスを足でもぎ取れた。今季3勝目と出遅れた感は否めないが、巻き返すための道筋も見えた一戦となった。

 この1勝で単独5位に浮上。今季初めて最下位から脱出した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス