巨人・ビヤヌエバ 1、2号&殺人スライディング「一生忘れられない思い出」

 「中日1-3巨人」(9日、ナゴヤドーム)

 昨季メジャー20発の新助っ人が、本領を発揮した。1点を追う二回に来日1号を左翼席中段にたたき込み、1点リードの九回には試合を決める2号ソロ。初めてヒーローインタビューを受けた巨人・ビヤヌエバは「待ち望んでいた。一生、忘れられない思い出になった」と声を弾ませた。

 外国人枠の兼ね合いで開幕は2軍スタート。それでも「与えられたところで、できる限りの仕事をする」と受け止めた。この日の2発で3戦連続マルチ安打。六回の攻撃では「併殺を何とか防ぎたいという、若いころからやってきたプレーがそのまま出てしまった」という自身の二塁へのスライディングが危険と判断され警告を受けたが、バットで立役者となった。

 チームは球団ワーストタイの17三振を喫したものの、連敗を脱出。原監督は「貴重ですね。3点の(うちの)2点だからね」と殊勲の背番号33をたたえ、開幕後も続く外国人の競争激化に「高いところで競い合ってくれるのはね。僕だけ悩めばいいことじゃない」と歓迎した。

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