「ソフトバンク－ロッテ」（６日、ヤフオクドーム）

　ソフトバンクが育成出身外野手をプロ初スタメンに抜てきした。釜元豪外野手が６日のロッテ戦（ヤフオクドーム）に「９番左翼手」で出場する。

　釜元は１１年育成ドラフト１位で入団。８年目の今季初めて開幕一軍入りを果たした。通算９試合で７打数０安打４三振と過去に結果を残せていないが、今年オープン戦では本塁打を放つなど成長をうかがわせている。「緊張するけど結果ではなく、気持ちで負けないように自分の納得できる内容にしたい」と意気込んだ。

　また、ソフトバンクは開幕からレギュラーで出場していたグラシアル内野手が前日試合後に左脇腹痛を訴えて、この日出場選手登録を抹消された。代わって周東佑京外野手が一軍登録された。

　ロッテはドラフト１位・藤原恭大外野手が４試合ぶりにスタメン起用された。ここまで５試合の出場で１４打数１安打、打率・０７１。再び巡ってきたチャンスを生かしたいところだ。

　両軍のスタメンは以下の通り。

　【ロッテ】

　１番・中堅　藤原

　２番・右翼　加藤

　３番・二塁　中村奨

　４番・左翼　角中

　５番・三塁　レアード

　６番・一塁　鈴木

　７番・ＤＨ　バルガス

　８番・捕手　田村

　９番・遊撃　藤岡

　　　　投手　二木

　【ソフトバンク】

　１番・二塁　牧原

　２番・遊撃　今宮

　３番・中堅　柳田

　４番・ＤＨ　デスパイネ

　５番・一塁　内川

　６番・三塁　松田宣

　７番・右翼　上林

　８番・捕手　甲斐

　９番・左翼　釜元

　　　　投手　ミランダ