まるで東邦・石川劇場 決勝2発は大阪桐蔭・藤原以来2人目 投げても六回2安打

1回東邦1死一塁、中越えへ先制2ランを放つ東邦・石川昂弥=甲子園(撮影・田中太一)
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 「選抜高校野球・決勝、習志野-東邦」(3日、甲子園球場)

 平成最後のセンバツ決勝戦は“石川劇場”と化してきた。

 初回だ。東邦の大黒柱、石川は四球の杉浦を一塁に置いてカウント3-2から真ん中高めのスライダーをフルスイング。打球はバックスクリーン右へドスンと突き刺さった。大会18号の先制2ラン。石川にとっては今大会本目。豪快な一発での幕開けたとなったが、続きはまだあった。

 五回だ。2死二塁で代わったばかりの習志野の切り札、飯塚から右中間へ。大会19号の追撃2ランを見舞った。

 その石川は投げても六回2安打無失点の好投。

 センバツ1試合2発は史上25人目。1大会3発は11人目、決勝での2発は大阪桐蔭の藤原(現ロッテ)に続く2人目の快挙となった。平成最初と最後の優勝へ。記録ずくめのおまけまでつきそうな勢いだ。

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