東邦・森田監督「石川が打つとチームの乗りがいい」猛打で広陵を撃破
「選抜高校野球・2回戦、東邦12-2広陵」(30日、甲子園球場)
センバツ優勝経験を持つ伝統校の対決は、平成最初の優勝校である東邦が2005年以来、14年ぶりの8強入りを決めた。7盗塁を絡めた機動力と長打で、初戦で最速150キロをマークした広陵のエース河野佳投手(3年)ら4投手を擁した広陵を16安打12得点と攻め立てた。
東邦の森田泰弘監督は、強豪対決を制し「うれしいです。よくやってくれました。1回戦で少し堅い感じを受けたので、2回戦は少し力が抜けるんじゃないかと期待していた」と満足げ。好投手の河野に対して「打席の立ち位置などをゲーム入る前に予測し、微調整すると常々言っている。(力が抜けて)いつもどおりやれた」と力を発揮した教え子たちに目を細めた。
また、本塁打に盗塁も決めた石川昂弥投手(3年)については「石川が打つとチームのノリがいい。次も期待している」と語っていた。