富岡西アルプス、大阪桐蔭演奏の東邦に負けじと大声援 木村「心強かった」

7回東邦1死一塁、富岡西・浮橋は東邦・松井に勝ち越し適時打を許す=甲子園(撮影・山口登)
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 「選抜高校野球・1回戦、東邦3-1富岡西」(26日、甲子園球場)

 21世紀枠らしい地元の大応援団が富岡西(徳島)の健闘を後押しした。一塁側アルプスは真っ赤に染まり、歓声がこだました。

 六回、一度は同点に追いつくタイムリーを放った木村頼知内野手(3年)は「東邦の応援は大阪桐蔭のブラスバンドで、有名なので緊張するかなと思っていたが、自分たちのアルプスを見ると心強かった。心の底から勝ちたいと思った」と感謝した。「地元の人やOB、控えメンバーがたくさん来てくれたので、勝って皆さんに喜んでいただきたかった」と、惜敗に悔しそうな表情もみせた。

 三塁側の東邦アルプスには、米国遠征に出ている東邦マーチングバンド部に代わって大阪桐蔭高の吹奏楽部が友情応援。昨夏の甲子園でおなじみとなった「U.S.A.」など波状的に応援マーチを演奏した。一塁側の富岡西アルプスも負けじとブルーハーツの「情熱の薔薇」などの演奏で盛り上げた。

 木村は「東邦は東海チャンピオン。スイングも走りもレベルが違った。僕らは出場校の中で一番弱いと思って食らいついた」と、エンドランを多用するノーサイン野球で優勝候補に食い下がった。

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