八戸学院光星 広陵・河野の150キロに脱帽「予想以上の球、対応できず」

8回八戸学院光星2死二、三塁、好機で広陵・河野(1)に遊飛に抑えられた八戸学院光星・武岡=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「選抜高校野球・1回戦、広陵2-0八戸学院光星」(26日、甲子園球場)

 広陵(広島)がセンバツでは2010年以来の初戦突破を果たした。エース・河野佳投手(3年)が初回、自己最速の148キロを更新する150キロで先頭打者から空振り三振を奪うなど8奪三振完封の好投をみせた。

 敗れた八戸学院光星(青森)はプロ注目の3番・武岡龍世内野手(3年)も初回の内野安打1本に抑えられた。河野のボールを「予想以上に手元で(勢いが)来ていた。もともと内角が苦手。内角攻めされると分かっていても想像以上の球で対応できなかった」と脱帽した。

 初回、150キロのボールを三振するなど3打数無安打に終わった1番・伊藤大将内野手(3年)は「すごく速い、勢いのあるボール。思っていた以上だった」と振り返った。「150キロは速く感じたが、自分の気持ちが負けていたのもあったと思う」と反省。「相手の思い通りに進められて、思うつぼだった」と悔しがった。

 2011年春から続いた同校の甲子園春夏初戦連勝は10でストップ。武岡は「今まで作られてきた伝統がついえて申し訳ない。夏にはチャンスで打てるようになって帰って来たい」と肩を落とした。

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