ロッテ・ドラ1藤原 格の違いを見せる2安打「ストライクなら全部振ってやろう」

 「練習試合、東洋大7-8ロッテ」(5日、東洋大川越キャンパス野球場)

 ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が東洋大との2軍練習試合に「1番・中堅」で出場し、格の違いを見せた。

 バギッ。鈍い音ともともに打球は中堅へ抜けた。四回1死一塁。バットを折りながらも、2本目の安打で好機を広げた。

 「ストライクなら全部振ってやろうと。(バットは)折れてもしっかり振っていった結果だと思います」

 第1打席は8球粘って四球。三回には初球を右前に運んだ。五回は空振り三振だったが、3打数2安打で1四球。大学生が相手とはいえ、しっかりと結果を出した。

 高卒新人開幕スタメンとなれば球団では1965年の山崎裕之以来となる。「自分のできることを100%やっていきたい」。春の訪れとともに、54年ぶりの雰囲気が漂ってきた。

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