「オープン戦、日本ハム－ＤｅＮＡ」（２日、札幌ドーム）

　先発したＤｅＮＡ・石田は４回を４安打２失点でマウンドを降りた。

　三回までは危なげない投球を見せた。２番の大田に２安打を浴びるも、４番・王や６番・清宮ら左打者に対して、伸びのある直球で差し込み、出塁を許さなかった。

　四回は１死から右打者の横尾に左翼線二塁打を浴びてピンチを招くと、続く清宮に２ランを被弾。後続はきっちりと断ち、予定通り４イニングで交代となった。

　「まだまだ足りない部分はありますけど、自分の中ではイニングごとに修正することができるようになってきている。少しずつまとまってきている」と一定の手応えを示した左腕。清宮の一発については「自分の中ではいいところ（コース）にいったかな、と思いましたが…」と相手の技術に脱帽するも、開幕までに直球の質をさらに高めていきたい考えを見せた。