「練習試合、西武０－２斗山」（２６日、ＫＩＲＩＳＨＩＭＡサンマリンスタジアム宮崎）

　西武のドラフト１位の松本航投手（２２）＝日体大＝が２６日、前倒しの対外試合デビュー戦で奪三振ショーを飾った。韓国・斗山との練習試合に３番手として登板。３回を投げ、被安打２の１失点、６奪三振をマークした。

　当初２８日のオリックス戦で登板の予定だったが、天候面を考慮され、２日早めてのマウンドとなった。登板した七回は１安打を許した以外、アウトはいずれも三振。八回も２つの三振を奪った。九回２死から右越えソロを浴びたが、最後の打者を空振り三振で締めくくった。

　「自分のパフォーマンスを出そうと思った。指に掛かったストレートは良かったし、空振りやファウルを取れたのは、真っすぐの調子がいいということ。収穫はあった」

　５１球を投げ、最速は１４８キロをマークした。辻監督は「試合に十分使える感じがした。真っすぐをコースに投げられているし、高さもいい」とうなずいた。ロッテの八島スコアラーも「球の力もあったし、間違いなくいい投手」と警戒を強めた。