「練習試合、ロッテ－ラミゴ」（９日、石垣市中央運動公園野球場）

　対外試合初戦で、打線が猛爆発した。

　まずは一回、９番・遊撃でスタメン出場の平沢が対外試合のチーム１号となる２ランを放つなど、一挙７得点。今キャンプは遅くまで居残り練習し、体もひと回りたくましくなった４年目の２１歳が、レギュラー定着を猛アピールした。

　二回も勢いは止まらない。６番・三塁で出場した２年目、安田がバックスクリーン右へ３ラン。レアード、鈴木との三塁争いに挑む期待の大砲が、持ち味を存分に発揮した。前日には侍ジャパンの稲葉監督から「右足をもっと使って、遠くに飛ばせるようにしたらどうか」と助言を受けたが、その期待にこたえるように長打力を示した。

　三回には昨季１４３試合に出場した中村も２ラン。まだ始まったばかりとはいえ、若手を中心に次々と結果を出し、今後に期待を抱かせる展開となった。