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オリックス吉田正 打撃タイトル総獲りだ 谷佳知氏と対談で東京五輪へ本音語る

 デイリースポーツ評論家の谷佳知氏(45)が今年4年目を迎えるオリックスの吉田正尚外野手(25)を直撃した。昨季、初の規定打席に到達し、今季も打線の中心として期待される若き主砲。そんな将来有望なオリックスの後輩に、今季の目標や来年の東京五輪についてなど、本音を聞いた。

  ◇  ◇

 谷佳知氏(以下、谷)「第1クールお疲れさま」

 吉田正尚外野手(以下、吉田正)「ありがとうございます」

 谷「練習ではいろいろ考えているみたいだね。フライボールを意識しているように見えたけど」

 吉田正「今練習で右中間、左中間、センター方向へフライをいい角度で、質のいい打球を打つ練習をしています。質のいいというのはフライになって、もうひとつ伸びて落ちてこない打球です。そうするためにどうすればいいのかなと」

 谷「他には」

 吉田正「データが出ているんですけど、去年は外角の球に対して(打球の)角度がつかなかったんです。ショートゴロとか、今のバット軌道では上がらないと。僕に対してアウトコース中心の配球が多いというデータもあります。ただそれをガツンとレフト方向へ打っていけるようになれば、僕の好きな内側へも投げてくるようになるはずです。だから(外角球を)左中間方向へと意識するようにやっています」

 谷「今年欲しいタイトルはある?」

 吉田正「獲れるタイトルは全部です」

 谷「全部!?(笑)」

 吉田正「ホームランバッターが三振が多いというのは嫌で。理想は四球より三振が少ない打者。去年は三振が多かった。フルスイングの人って三振が多いイメージがありますが、僕は三振が嫌。コンタクト率を意識してます」

 谷「率が高くて振れるのは怖いね」

 吉田正「ソフトバンクの柳田さんは・350以上の率を残して36本打って100打点。・250、30本じゃなくて、・300打たないと」

 谷「ホームラン30本はいけるでしょ」

 吉田正「タイトルを獲るなら40本打たないといけない。西武の山川さんもいるし、柳田さんもいるので。でもタイトル争いをすれば、おのずと数字は付いてくる。ホームランだけでなく、打率、打点や出塁率だったり安打数もそう。打撃部門全部獲りたいです」

 谷「日本代表も目指している?」

 吉田正「大学でジャパンに入って幅が広がったし、人間性でも成長しました。その時からトップチームで日の丸を背負って戦う、というのが目標でもありました」

 谷「来年は東京五輪だしね」

 吉田正「時期的にも26、7歳でいい年ですし、プロ5年目になる年。ただ現実的に、外野手はすごくレベルが高い。筒香さん(DeNA)がいて、秋山さん(西武)、柳田さん、鈴木誠也(広島)がいて、丸さん(巨人)もいますし。その人たちに成績でも勝っていかないと。みんなに認めてもらって行くのが一番。『あいつしかいない』というぐらいに」

 谷「今年しっかりアピールしないとね」

 吉田正「谷さんは(五輪出場)2回ですよね?」

 谷「俺の時はあまり選手がいなかったからね(笑)。出場は運もあると思うよ、4年に1回だし」

 吉田正「そうですね。来年は東京。不思議な巡り合わせを感じます」

 谷「五輪は五輪の恐ろしさがあるよ」

 吉田正「やっぱり違うんですか?」

 谷「絶対金メダルと言われていたからね。一発勝負の戦いに『何で俺らこんなことしないといけないんだ』と重圧を感じていたよ」

 吉田正「選手寿命が縮まりそう(笑)」

 谷「日本代表はWBCでは勝つけど五輪は勝てない。そこを打破して欲しいね」

 吉田正「まずは選ばれないといけないです。そのためにも今年は大事ですけど基本は平常心でいいと思うんです。そこまで五輪とか思わないで。勝つことが自分のアピールになりますし」

 谷「オリックスには優勝してもらいたい。俺が入った時からしていないから」

 吉田正「強いチームは生え抜きの柱がいます。僕も4年目ですし、僕らが勢いを付けていければ。やっぱり勝ちたいというのはあります。勝つことで人気も出てくると思いますし」

 谷「期待しています。頑張って」

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