巨人・野上、同級生・山口に触発 連日ブルペンで176球
「巨人春季キャンプ」(2日、宮崎)
巨人・野上亮磨投手が、ともにブルペンで投げ込んだ山口に触発された。フォーム固めのため、直球のみを176球。「きょうは(山口)俊が悪いです。気合です。乗せられていいピッチングができました」と、同じFA戦士で同級生との“競演”に充実感を漂わせた。
連日のブルペン入りで、投球数は276球に達した。「そこは変えたらダメなんで」と移籍2年目も、西武時代からの調整法を続けている。昨季は4勝4敗で防御率4・79と不本意な成績。巻き返しへ向け、「まずは真っすぐを投げられるように」と、焦らず仕上げていく。
本格的なブルペン投球で初めて阿部に受けてもらった。「投げやすいです。どっしりと構えられて」と印象を即答。途中からは左打席にも立ってもらい、捕手目線と打者目線の両方からアドバイスを心待ちにした。