ソフトバンク・工藤監督、闘病中の子供たちと交流
ソフトバンクの工藤公康監督が24日、福岡市内の国立九州がんセンターと市立こども病院を訪問した。
小児病棟を訪れて闘病中の子どもたちを励まし、写真撮影などに応じた。ふれあいの時間ではジェスチャーゲームも行われ、工藤監督は「ドラえもん」のお題に挑戦。見事正解を導き出す名演技(?)を披露した。
野球以外の質問にも笑顔で応じた。「テレビに出ている息子(俳優の工藤阿須加)について」と聞かれると思わずズッコケそうになったが、「(レギュラー出演している)水曜日のZIPと昨夜の(出演ドラマ)『家売るオンナの逆襲』は途中から見ました」と照れながら話し、患者の子どもたちや保護者の笑いを誘っていた。
ほぼ一日がかりで慰問を終えた工藤監督は「野球が好きで、ホークスが好きで元気づけられて勇気をもらっているという言葉をたくさん頂き、改めてホークスはたくさんの人に支えられていると思いました。1日も早く元気になってもらいたいし、球場に来られなくてもこうやって応援してくれる人もいることを改めて感じました。勝って喜んでもらえるよう、ホークスの野球で笑ってもらえるように頑張ります」と今季の健闘に思いを強くしていた。