DeNA・佐野、対左の苦手意識克服へ!対戦機会増を狙う

 DeNA・佐野恵太内野手(24)が15日、左投手への苦手意識克服を誓った。昨季は73試合に出場しながら、対左は12打数2安打、打率・167。猛打でアピールし、左投手との対戦機会増を狙う。

 レギュラー取りには避けて通れない課題だ。「そこを打てるようにならないと試合に出られないんで。苦手意識っていうのをなくしていかないといけない」。3年目の飛躍へ、意気込みを口にした。

 昨季、セ・リーグで打率3割を記録した左打者は6人。そのうち4人(青木、坂口、糸井、丸)は、対右投手より対左投手の打率が高い。一流の左打者は、左腕を苦にしないという傾向がある。

 もうワンランク上にいくために、弱点を克服したい。そのためには「(実戦で)左ピッチャーと多く対戦していかないといけない」と佐野。1軍レベルにある左腕の球筋を何度も見て、経験を積みたい考えだ。まずは右投手を打ちまくり、左腕相手でもいけると、首脳陣に猛アピールしていく。

 この日はベイスターズ球場で、昨年の秋季キャンプで痛めた左ハムストリングのリハビリに努めた。患部の状態は良好で、「あと数日間ここでリハビリして」と完治の見通しはついているもよう。貴重な左の長距離ヒッターが、左腕攻略を重要テーマに掲げていく。

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