オリックス西村監督直伝!!今季は確実に走る「最低でも・750は欲しい」
オリックス・西村徳文監督(58)は3日、チームの盗塁増のために4年連続盗塁王を獲得した自らの技術を選手たちに伝授する考えを明かした。
「自分が監督をやっている間にスタメンでも代走でも足のスペシャリストをつくりたい。基本的にはコーチに任せるけれど気づいたところは言っていかないと、と思っている」
昨季までの3年間はヘッドコーチという役割の中、率先して走塁技術を教えることは控えてきた。指揮官となったことで、自らの責任で教えることに決めた。
昨季の盗塁数はリーグ4位の97。失敗は39で成功率は・713。盗塁増とともに成功率の向上を課した。
「最低でも・750は欲しい。確率を上げないといけない。そこは要求していきたい」
盗塁に大事な要素はスタート、スピード、スライディングの3Sという。通算363盗塁の技術を惜しみなく伝授し、“走るオリックス”へと進化させる。