巨人・長野、移籍した内海をこてんぱんに打つ「でもさみしい」

 巨人・長野久義外野手(34)が21日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万増の2億2000万円でサインした。交渉を終え、会見場に姿を見せた背番号7は、FAで入団した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償で西武へ移籍する内海哲也投手(36)について「さみしいのひと言です」と視線を落とした。(金額は推定)

 9年間、ともに中心選手としてチームを支えた年の近い兄貴分の移籍。前日に電話で話したことを振り返り「後輩の前だと思うので明るく話はされていたと思いますけど…」と絶句。内海が自身との対戦を望んでいることを聞くと「交流戦であったり、日本シリーズでやる機会があれば、こてんぱんに打ちたいと思います」としつつも「でも、さみしいです」と声のトーンが上がることはなかった。

 2011年のシーズン最終戦でサヨナラ本塁打を放ち、内海の最多勝をアシスト。涙の左腕と熱い抱擁を交わすなど、思い出は数え切れない。それだけに、ショックの色は隠せず、最後までその表情は晴れなかった。

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