人的補償で西武に移籍した内海、背番号27 巨人時代26より先を目指す

 巨人にFA移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として西武に入団した内海哲也投手(36)の会見が21日、埼玉県所沢市内の球団事務所で開かれた。複数の選択肢から背番号27を選んだ左腕は「(巨人時代の)26より先にいくという気持ち」と力強く語った。

 西武のチームカラー、紺のネクタイを締めた内海は、「ライオンズの一員として戦う気持ちになった。すごくびっくりしたけど、(移籍通知から)1日たって、前向きに新たな気持ちで頑張ろうと思う」とすっきりした表情を浮かべた。ネクタイは自宅にあったもので「青と思っていたけど、嫁さんから紺と聞いたのでライオンズカラーで」と笑った。

 渡辺SDは「若手投手が多い中、経験のある投手が欲しかった」とまとめ役としても期待を寄せる。米メジャー移籍を目指す菊池が抜け、喉から手が出るほどほしかった先発左腕の獲得。巨人一筋15年のベテランは「(菊池)雄星君の代わりはできないけど、リーグ連覇に一つでも貢献できるように」と誓いを立てた。

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