巨人にＦＡ移籍した炭谷銀仁朗捕手（３１）の人的補償として西武入りした内海哲也投手（３６）が２１日、所沢市の球団事務所で入団会見を行った。背番号は炭谷が背負っていた２７を自ら選んだ。

　【以下、一問一答】

　（冒頭のあいさつ）　「来シーズンより西武ライオンズさんにお世話になります。内海です。ライオンズの一員として戦うんだなと、気持ちになりました。（巨人では）数々の経験をしたので思い出すことばかりですが、それを生かせるように頑張りたい。昨日はみんなびっくりしていたが、一日たって前向き、新たな気持ちで、頑張る気持ちでいます」。

　－新天地での目標は？

　「いろいろ数字は二桁とかあるが、元気な状態で１年間すごせば結果はついてくる。体をしっかり作って、内海は使えるな、と思ってもらえるような状態にしたい。せっかくとっていただいた。数字でも貢献したい。二桁勝利を目指してやっていきたい」

　－背番号２７について。

　「いろいろ候補があったが、ひとつでも先にいく。銀仁朗君の番号ですが、ひとつでも上にという気持ちです」

　－古巣との対戦の可能性も。

　「すごく緊張する。できれば避けたいですね。長野や坂本と対戦できれば」

　－プロテクトを外れていたことを知っていたか。

　「知りませんでした。びっくりというか…。ルールなんで仕方ない。僕がどうこう言うことではない」

　－移籍を言われた時の気持ちは？

　「（電話で）ちょっと来てくれ、と言われたのでそうだろうな、と」

　－西武、広島の可能性もあったが。

　「どっちかな、と。子供も４人いるので逆（広島）の方はと思いました（笑）」