侍・稲葉監督、警視庁で東京五輪“金”宣言「私の采配が間違わなければ」
2020年東京五輪・パラリンピックに向け、警視庁と公式パートナー企業が19日、警視庁本部で総会を開き、ゲストとして講演した野球日本代表の稲葉篤紀監督(46)が「選手が最高のプレーをできるよう、安心安全な大会を実現してほしい」と呼び掛けた。
警視庁の斉藤実副総監は「暑さ対策などの知見を提供していただいているパートナー企業の皆さんと一緒に、万全な準備をしたい」と強調した。
稲葉監督は選手として出場した08年の北京大会で韓国に敗れた準決勝を今でも思い出すと打ち明け、「五輪は国民の期待が非常に大きい」と責任の重さを口にした。過去に野球で金メダルの獲得がないことについては「選手は一生懸命やる。私の采配が間違わなければ取れる」と話し、会場を沸かせた。
総会では、競技会場や選手村などに導入される予定の顔認証システムの実演があった。