巨人・内海が現状維持でサイン 同世代岩隈の加入に「優勝のために必要な投手」
巨人・内海哲也投手(36)が11日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億円でサインした。
自身が入団した04年以来の2軍キャンプで今季を迎えたが、15試合に登板し、5勝5敗。7月31日のDeNA戦(横浜)では4年ぶり、1418日ぶりの完封勝利を挙げるなど、復活の兆しが見えたシーズンともなった。
今季を振り返って「1軍2軍行ったり来たりだったが、落ちても腐らず調子を維持できたのは、良かった。ただ、後半になるにつれて打たれて2軍で終わったことは反省」。
同世代を席巻した岩隈の加入については「楽天の時のスーパーエース。(共に戦った)WBCでも緊張感の中、すごいピッチングをされていた。ライバルになりますが、優勝するためには必要な投手」と話した。
来季からは左腕がエースとして活躍した際に指揮官を務めた原監督が指揮を執る。「原監督の目にとまって、『内海使ってやろう』と思ってもらえるようアピールしたい」と意を決した。(金額は推定)