ヤクルト荒木は現状維持、死球で骨折離脱「悔しさ来年にぶつけたい」

 ヤクルト・荒木貴裕内野手が5日、東京都内で契約更改交渉に臨み、現状維持の2300万円でサインした。

 今季も開幕から代打、内外野でのスタメン出場など万能ぶりを発揮していたが、7月10日に死球を受けて右手小指を骨折。約3カ月、戦線を離脱し「前半戦しか働いていない。個人的にはすごく悔しかったけど、いろいろ考える期間にもなった」と振り返った。

 来季は節目となるプロ10年目。「チームが勝つために、うまく回るようにやっていくのが自分の役割。複数守れるのは強みだし、そういったところで戦力としてやっていけたら。悔しさを来年にぶつけたい」と巻き返しを期した。(金額は推定)

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